牧野富太郎人物像 / 牧野富太郎研究所

植物学者・牧野富太郎に関する人物研究、および伝承を目的としています。

牧野富太郎人物像

牧野富太郎の雅号階層

牧野富太郎の雅号階層(漉川葵人発案)
植物学道
(結網道)
結網 学祖。学者。悟りの境地に達したもの。
(例えば、単に「結網」あるいは「牧野結網」で示される。)
〈対象となる歌〉
学問は底の知れざる技芸也。
朝夕に草木を吾れの友とせばこころ淋しき折ふしもなし。
草を褥に木の根を枕花と恋して九十年。
沈む木の葉も流れの具合浮ぶその瀬もないじゃない。
花あればこそ吾れも在り。
百歳に尚路遠く雲霞。 等
結網子 師。先生。理想像。教本。
(例えば、植物学大成心得「赭鞭一撻」稿などに用いられる。)
〈対象となる歌〉
梅を見て殊更ひねる下手俳句。
家守りし妻の恵みや我が学び、世の中のあらん限りやすゑ子笹。
あちの本こちの草の根齧らんと、歯を研ぎすますひのえ子の年。 等
結網学人 学人。植物の学問に携わり修業する者。
(例えば、「結網学人・牧野富太郎」で示される。露国留学断念所感など。)
〈対象となる歌〉
臨淵羨魚不如退而結網。
草も木もあらん限りやわが命。
結網は何んな草でも直ぐ判かり。
結網は草木を診るの国手なり。
けふの今まで通した意地を捨てにゃならない血の涙。 等
結網生 師に対する謙称。謙譲語。
(例えば、「小生」「牧野生」などと同様に、植物学道において用いられる。)
〈対象となる歌〉
眼もよい歯もよい足腰達者うんと働らこ此御代に。
長むしの長きか如く長生きをしてみんものと願う巳の年。
剃刀の我もたまらぬ刃の冴えに触れりゃ傷なき人はない。 等

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